頑張ってくれていたミクの記録。

そう、ミクのお話。 お友達の皆様のおかげで楽しい投稿が続いたけれど、 ミクが頑張ったころのお話も、ちゃんと残さねばね。
もちろん、私、パパの拙い頭(汗)で、絞り出すように書いたものです。 あくまでも私見です、ご容赦ください。

ミクは、闘病中、たくさんのお医者さんにお世話になりました。 日常の健康診断も、手術も、様々な医療の知恵もいただけて、本当に心から感謝しております。
それでも、思うことはたくさん。 本当にたくさんあります。 そんなことを残しておきたいと思います。
西洋医療
東洋医療
統合医療
免疫療法
レオンとミクの晩年を看取る過程で、たくさんの医療があるということを改めて再認識しました。

頭から離れないのは、たくさんの医療と情報が溢れるように目の前に差し出され、選べと言われて右往左往する、不甲斐ない私自身でした。
ミクは15歳を目前にして、軟部組織肉腫の切除の手術をしました。 ブログでも詳細を残してきましたので、今回は違うお話を。
当時、手術ということに頭がいっぱい。 手術は西洋医療の先生にお願いしました。 当然ながら、麻酔のリスク、手術の失敗のリスク云々を説明され、選択を迫られます。 手術を選択した後は、加齢のリスクを減らすため、統合医療や東洋医療のお世話になり、身体を整え、特に臓器全体のチカラを高めることに注力しました。

術後のお洋服にかーしゃんが選んでくれたね。 似合う似合う! お友達にも伝染 (笑) していったね!
手術の成功で、ホッとしたのも束の間。 胸への癌の拡大、転移が1か月後に発見されました。 ここでお友達のおかげで免疫療法に出会い、新たな模索を始めます。

抗癌剤治療は、どの病院でも勧められませんでした。
一つは、癌の種類が明確にならない。 明確にするには麻酔をして患部を採って病理にかけて、、、ということでした。 もう一つはミクの体力、年齢を鑑みてのことでした。 結果、緩和ケアを選択すべき、という結論に至りました。
簡単に言えば、西洋医療の範囲では、ミクにできることは無くなりました。 そう言われました。

もちろん、治癒を諦めたわけでは全然なく、統合医療、免疫療法の先生方にお世話になり、緩和と身体全体の免疫力を高めて最期の時まで元気でと願いつつ、 一方で治癒への希望と可能性を持ち続けました。
ブログでも紹介した、免疫力向上、癌に対抗する身体作り、という方法を多く試しました。
免疫療法では、アルカリ性に身体を変えていく食事療法と、それを助けるサプリなど。
統合医療では漢方やサプリの他、オゾン療法なども定期的に受診。
レオンは亡くなる日の朝も、自力で歩き、排泄もしてくれました。 ミクも亡くなる2日前まで、同様でした。 緩和ケア、少しは出来ていたのかな・・・。

レオミクがお空に昇ってしまった今、すべての事が、「もし・・・」 「・・・だったら」 という事でしかありません。 とはいえ、今なお「もし」「だったら」が頭から離れません。

う~ん、気持ちよさげ、羨ましい(^^♪。 レオミクがお世話になったスゥエーデン式ドッグマッサージの市川先生、我が家に来ていただいてお話を伺ったり、メールでやりとりさせて頂いたり。
その中で、ハッと思ったことは。 病院や医療方針次第で、食事療法、免疫改善、血流や温活・・・、といった多くの視点が抜け落ちてしまう、というものでした。 それって、飼い主の責任、なのかな??
せっかく癌の手術をしたのに、必ずと言っていいくらい再発してしまう癌。 術後のケア次第では防げたかも・・・。
抗癌剤一辺倒の選択肢。 伝統的な医療ながら、 確定診断ができないことが多くて効果も不透明、あるいは治療で生き残った癌が耐性を持ってしまうといったことも。

たくさんの可能性を探り、ミクの癌を撃退したいという私の思いは、夢となりました。 もちろん、私のチカラ不足ということです。
今は、もっと早く知っていたら、もっと早く分かっていたら、という想いでいっぱいです。
頑張るお友達に どんな状態でも必ず選択肢はある、と伝えたいです。 もちろん早ければ好転の可能性は無限です。 でも遅すぎるということもありません。 怖いのは、選択を知らないままで終わってしまうことです。

ワンも長生きの時代です。 偉そうなことを言って大変申し訳ないですが(汗)、ワンの医療も総合的に体系化され、新たな医療の設備と技術がもっと広がって欲しい。
飼い主が病気の我が子を抱え、悩みながら選択を増やし、正しい選択をしていくのは難しいです。 また、試したい医療の設備を備えた病院が遠ければ、病気のワンを連れていかなければなりません。 ミクには難しかったです。

愚痴にもならぬ愚痴ですが・・・、 レオミクがが教えてくれたこと、 残してくれてきたこと、拙い記憶ですが少しずつ、残していきたいと思います。
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